血まみれ女子高生
2001年9月27日今朝、現場に向かう車を運転していて交通量のひどく多い道を走っていると、隣りに乗っていた職人が前の方を見て、「あっ!」と声をあげた。
何事かと思いよく前方を見ると100mほど先の交差点で、高校生の乗った自転車が横転しているのが見えた。どこかで滑って転んだのだろうと思い、通り過ぎようとしてチラッと見ると、もう一台50がらみのオッサンの乗った自転車が倒れていて、高校生の女の子の方は後頭部から多量の出血をしていた。
オッサンの方はたいしたケガではなかったが、ひどく慌てていて彼女に声もかけられない様子だったので、すぐに車を停めて大丈夫かと声をかけた。
幸いにも意識の方ははっきりしていたが、出血がひどいので救急車を呼んでやって、ふとオッサンのほうを見ると、何気ない顔をして自転車を漕ぎ出そうとしている。「オッサンちょっと待てよ」と引き止めて、救急車を待っていたのだが、「いやぁ俺も夜勤明けで疲れてて・・・」と言い訳しながら足元にあったビールの缶をコソコソと足で隅に蹴飛ばしていた。ビールを呑みながら運転していたのだった。
自転車とはいえ飲酒運転。怪我をした女の子は危うく当て逃げされるところだった。
5分程で救急車が到着したので、任せてその場を去ったが、血まみれのブラウスで「ありがとうございました」と頭を下げていた女子高生の姿が目に焼きついてしまった。
その後の事は知る由もないが、大丈夫だったのだろうか。
何事かと思いよく前方を見ると100mほど先の交差点で、高校生の乗った自転車が横転しているのが見えた。どこかで滑って転んだのだろうと思い、通り過ぎようとしてチラッと見ると、もう一台50がらみのオッサンの乗った自転車が倒れていて、高校生の女の子の方は後頭部から多量の出血をしていた。
オッサンの方はたいしたケガではなかったが、ひどく慌てていて彼女に声もかけられない様子だったので、すぐに車を停めて大丈夫かと声をかけた。
幸いにも意識の方ははっきりしていたが、出血がひどいので救急車を呼んでやって、ふとオッサンのほうを見ると、何気ない顔をして自転車を漕ぎ出そうとしている。「オッサンちょっと待てよ」と引き止めて、救急車を待っていたのだが、「いやぁ俺も夜勤明けで疲れてて・・・」と言い訳しながら足元にあったビールの缶をコソコソと足で隅に蹴飛ばしていた。ビールを呑みながら運転していたのだった。
自転車とはいえ飲酒運転。怪我をした女の子は危うく当て逃げされるところだった。
5分程で救急車が到着したので、任せてその場を去ったが、血まみれのブラウスで「ありがとうございました」と頭を下げていた女子高生の姿が目に焼きついてしまった。
その後の事は知る由もないが、大丈夫だったのだろうか。
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