悪夢の携帯電話

2001年10月31日
だいたい最近の若者はパソコンだの携帯だのって、機械に頼り過ぎててイカン。子供までが外で遊びまわるよりおうちにコモってTVゲームやってる方が楽しいだなんて、末恐ろしいわ。俺はアナログ人間でいくぜ。なんてカッコつけてはみたものの、今日の仕事帰りの事、元請けの会社に終了の報告をしようとポケットを探ると・・・な・・ない。
携帯電話がないのだ。
車の中を引っ掻き回してみたが何処にも見つからない。・・・まあいいか。どうせ現場に落っことしたんだろう。明日探そう。電話なんか公衆電話で充分じゃ。昔はよく夜中好きな女の子に公衆電話から電話したっけ。携帯なんぞよりコッチの方が風情があるのじゃ!
と、財布の奥から使いかけのテレフォンカードを引っ張り出したものの、考えてみると電話番号がわからない。知り合いに聞こうにも知り合いの番号さえわからない。携帯使うようになってからこっち人の電話番号を覚える習慣がなくなっていたのだった。
今日中に電話すると社長に言ってしまってあった
・・・。
自腹で高速に乗り現場まで1時間もかけて戻って、家の人に懐中電灯を借りて探しまくった。30分ほど真っ暗な庭先を探して諦めかけた時、ツツジの植え込みの中におっこちている電池切れの携帯電話を発見した。
あった〜!!と嬉しくてジャンプした拍子に頭上にあった門塀の屋根におもいさまドタマを打ちつけ目から星が出た。
大きなタンコブと引き換えに機械に頼りきっていてはイカンということを教えられたのは、紛れもないこの俺であった・・・。

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