頭の中の風景
2001年11月22日頭の中にいつも浮かぶ風景っていうのがある。
もう何年前からだったのかも覚えていないのだが、なんか人生の節目節目にふと頭を過ぎる風景。
夢で見たわけでも、実際過去にそういうことがあったわけでも無いのだが、いつも同じ風景が浮かぶ。
ここ半年くらいは、ずっと浮かばなくって半ば忘れていたのだがまた最近ちょくちょく頭に浮かぶようになった。
その風景というのは、全体が真っ赤な夕焼け色で壊れかけて廃墟になったビルのようなところで、二人の男女が毛布にくるまって空を見上げているというもので、その男の方は間違いなくこの俺だ。
隣りに確実に女が寄り添っているのだが、それが誰なのか顔は見えない。
若い女性のようにも思えるが、老婆なのかも知れないしもしかしたら幼い少女なのかもしれないが、とにかく女であることは間違いない。
天井から上の階がぽっきり折れたビルのような場所に風が強く吹いていて瓦礫の粉塵が絶えず宙に舞っている。
そして、決まって「ああこれで世界は終わるんだな」と俺が思っている。
そんな風景が頻繁に頭に浮かぶようになって暫くすると、なぜか必ず人生の転機が訪れるというのがいつのまにか俺の中でジンクスになっていた。
静岡を捨て東京に出たときも、結婚や離婚のときやそのあと起こったいろいろな大きな出来事の前にもなぜか必ずこの心像風景が頻繁に頭に浮かんだ。
そんな風景が今また毎日のように頭に浮かぶのだ。
近いうち俺になにか重大な人生の転機が訪れるのかも知れない。
そして、出来ればその転機が素晴らしいものであるように祈らずにはいられない。
もう何年前からだったのかも覚えていないのだが、なんか人生の節目節目にふと頭を過ぎる風景。
夢で見たわけでも、実際過去にそういうことがあったわけでも無いのだが、いつも同じ風景が浮かぶ。
ここ半年くらいは、ずっと浮かばなくって半ば忘れていたのだがまた最近ちょくちょく頭に浮かぶようになった。
その風景というのは、全体が真っ赤な夕焼け色で壊れかけて廃墟になったビルのようなところで、二人の男女が毛布にくるまって空を見上げているというもので、その男の方は間違いなくこの俺だ。
隣りに確実に女が寄り添っているのだが、それが誰なのか顔は見えない。
若い女性のようにも思えるが、老婆なのかも知れないしもしかしたら幼い少女なのかもしれないが、とにかく女であることは間違いない。
天井から上の階がぽっきり折れたビルのような場所に風が強く吹いていて瓦礫の粉塵が絶えず宙に舞っている。
そして、決まって「ああこれで世界は終わるんだな」と俺が思っている。
そんな風景が頻繁に頭に浮かぶようになって暫くすると、なぜか必ず人生の転機が訪れるというのがいつのまにか俺の中でジンクスになっていた。
静岡を捨て東京に出たときも、結婚や離婚のときやそのあと起こったいろいろな大きな出来事の前にもなぜか必ずこの心像風景が頻繁に頭に浮かんだ。
そんな風景が今また毎日のように頭に浮かぶのだ。
近いうち俺になにか重大な人生の転機が訪れるのかも知れない。
そして、出来ればその転機が素晴らしいものであるように祈らずにはいられない。
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