朝寝坊一代記

2002年1月9日
朝起きるのが嫌いだ。
布団から出なくてはならないという強迫観念がたまらなく嫌いだ。
夜ならずーっと起きててもぜんぜん苦にならんのだが、いったん寝ちまうともう本気で起きるのが嫌になる。これは今に始まった事ではなく、幼稚園に通うようになった昔からずーっと続いてることであって、小学校の時などあまりに遅刻が多くてしかも忘れ物のチャンピオンでもあった俺は、いつも罰としてクラスのみんなの席と反対を向いた先生の机の隣りに一人だけ座らされ授業を受けていたものである。
しかし、仕方が無いのだ。朝が強くて鶏が鳴く前に目が覚めるよーな老人のような輩にはわからんだろうが、俺にとって朝普通に目を覚ますということは非常に困難なことなのだ。
ぜったい寝坊しないと心に誓っても明け方夢を見るのだ。起きなきゃならんという気持ちが夢に現れて、もうとっくに起きて、着替えて通勤していたり、仕事場に到着していたりというようなリアルな夢を何度も見る。
それがあまりにリアルなのでもうホントに通勤してる気になって安心してしまう。
コレがイカン。安心して夢の中で仕事をこなし、何かの拍子でハッと本当に目が覚めると、もうとっくに出かけねばならない時間は過ぎているのである。
夢の中でまで仕事しているので、仕事の疲れも2倍になる。給料も2倍ってわけではないので、すごく損をしたような気になるのだ。
こうして日記を書いている今ももう夜中の12時をとっくに回っている。明日も今日と同様また遅刻なのであろうか・・・。

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