母性本能
2002年3月9日タレントの向井亜紀が子宮ガンの手術をした時の話をドラマでやっていた。
妊娠がきっかけでガンである事を知り、結局最後には子供も諦め、しかも子宮を全摘出するというドキュメントに近いような話だったのだが、人事とは思えない気持ちで最後まで観てしまった。
夫のプロレスラー高田延彦の気持ちが痛いほど解った。
こういう事が起こった時はいかに頑強な男といえども何もしてやる事は出来ないのだという事が今更ながら切なかった。
お腹の中にガンという悪魔と子供という天使が同居している状態。
ウチなんかはまだイイ方だったのかもしれない。
番組の最後のほうに本物の向井亜紀の記者会見の模様が流れていたが彼女はすごく強い女だと思った。
自分の命をとるか、お腹の子の命をとるかどちらかを選ばなければならないような状態になった時、ドラマの中だけじゃなく母親って奴は本当に自分の命を捨ててまで子供を助けたいと思うものだと知り、ある意味ショックだった。
男としてはまだいるという実感のない子供より、自分の女房の命を優先して守りたいと思うのが普通だと思うのだが、泣きながら本気でまだ目に見えぬ赤ん坊を助けてくれと言われたらたじろいでしまうしかない。
やはり母性本能というのはすごいものなのだなぁと感心した。
女ってのは本当に強い。男が経験したら死んでしまうというアノ陣痛の痛みを女なら乗り越えられるのもわかる様な気がした。
妊娠がきっかけでガンである事を知り、結局最後には子供も諦め、しかも子宮を全摘出するというドキュメントに近いような話だったのだが、人事とは思えない気持ちで最後まで観てしまった。
夫のプロレスラー高田延彦の気持ちが痛いほど解った。
こういう事が起こった時はいかに頑強な男といえども何もしてやる事は出来ないのだという事が今更ながら切なかった。
お腹の中にガンという悪魔と子供という天使が同居している状態。
ウチなんかはまだイイ方だったのかもしれない。
番組の最後のほうに本物の向井亜紀の記者会見の模様が流れていたが彼女はすごく強い女だと思った。
自分の命をとるか、お腹の子の命をとるかどちらかを選ばなければならないような状態になった時、ドラマの中だけじゃなく母親って奴は本当に自分の命を捨ててまで子供を助けたいと思うものだと知り、ある意味ショックだった。
男としてはまだいるという実感のない子供より、自分の女房の命を優先して守りたいと思うのが普通だと思うのだが、泣きながら本気でまだ目に見えぬ赤ん坊を助けてくれと言われたらたじろいでしまうしかない。
やはり母性本能というのはすごいものなのだなぁと感心した。
女ってのは本当に強い。男が経験したら死んでしまうというアノ陣痛の痛みを女なら乗り越えられるのもわかる様な気がした。
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