青春パンク

2004年2月18日 音楽
最近かなりな勢いで青春パンク系が流行っているが、実はある意味俺の青春もパンクと言やーパンクだった。
王道であるピストルズやクラッシュももちろん聴いたが、俺の頃の主流は何といってもブルーハーツを中心とする和製パンクであり、全国的にビートパンクというジャンルが確立しはじめたパンク黄金時代でもあった。
ケンジ&ザ・トリップスだとか、ラフィン・ノーズなんていうバンドのコピ-をみんな必死でやっていた。
ゲット・ザ・グローリーが懐かしいぜ。
文化祭のヒーローになりたいばかりに、悪友たちの誘いを拒みなんとか高校に進学した俺ではあったが、入った学校には軽音部すらなく、ギター部というのがかろうじてあったが、なぜか女子限定。
しかも前の年に誰かが暴れたらしく、文化祭ライウ゛は俺が入学した年から禁止になったという。
そうなりゃ俺は学校になど用はない。
そんでさっさと辞めちまったのだが、まだ入学したての頃俺がギターを弾けるという噂を聞いたアイコちゃんという女の子がパンクバンドでギターを弾かないかと持ちかけてきたことがある。
彼女はいかしたパンク少女で、髪は真っ赤だし彼氏はモヒカンだし、ちょっと顔がかわいいしで、即OKした。
それまでチャックベリーとマディーウォーターズだった俺の音楽生活は、その日を境に訳のわからんインディーズな気違いパンク一色に変わった。
金髪にしてほっぺたに安全ピンをぶっさして、髪をスプレーでおっ起てた即興パンク。
そのバンドで何度かギグ(恥)をこなしたが、熱病のような俺の青春パンクライフは学校をやめる頃にはいつのまにか自然消滅的になくなってしまった。
今あの娘はなにしてるだろうか。きっとおかあさんか普通の主婦になったんだろな。
TVやラジオから青春パンクが流れる度に懐かしいあの頃がよみがえる。

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