ソングラの同窓会は東京の代官山というお洒落な街のとあるライヴバーでしめやかに行われた。
コーロギ氏と久々におち合う約束になっていたのだが、彼は急な仕事が入ってしまったらしく今回はパスということで、一人淋しく2時間遅れで現場に向かった。
9時半頃店につくと懐かしい顔ぶれが集まっていた。
一番はじめに目に付いたのが、相撲部屋のせがれでめちゃ本格的なブラックミュージックを唄うGATS TKB SHOW。
http://www.forlife.co.jp/gats/info.html
彼はメジャーでいまだバリバリやっているらしく話を聞いていてすげーおもしろかったぜ。
他にも見覚えのあるアーティストが何人かいたが、当時からあまりフレンドリーでなかった俺には誰が誰なんだかよくわからなくって、ちょっと話するのに苦労した。
でも、酒が進むうちに山崎まさよしとマブダチで文化放送の”ヤルマン”のジングル作った人の話やら、ヘヴンアーティストという東京の大道芸とかミュージシャンのためのシステムに参加しているバンドの話やら、けっこうおもしろく興味深い話も聞けて、会場の「SLEEPERS」からも今度出演させてくれるような話もあって、まあまずまず身にはなったんではなか。
人数的にはもっと来ているのかと思ったんだが、やはり現役ミュージシャンには忙しく飛び回っている人が多いらしく規模は小さかったが、特にスタッフ達の懐かしい顔に憧憬を覚えた。4年の歳月は思うより長いものである。
みんな口々に近況報告をするのだが、うちのバンドの場合あの番組の後かなりの修羅場だったこともあって、コーロギ君の噂話でずいぶん盛り上がってしまったりして、ヤツはみんなに愛されていたんだなぁとしみじみ思ったぜ。
ひとしきり話したあと、みんな時間がないらしく早めに切り上げて行き、残ったのは終電がなく帰れない俺と前述のGATSとスタッフ3人。
河岸を変え近くの沖縄系の居酒屋で始発の時間まで珍しい海苔焼酎とやらを呑りながらしばし談笑。
GATSはその日大阪で仕事らしく、こんな時間まで付き合って大丈夫なのかと心配だったが少量のアルコールで結局最後までいた。まったく付き合いのいい良いミュージシャンだぜ。
朝4時過ぎ、明けかけた空の下渋谷発の始発電車に揺られながら俺も頑張って唄い続けようと思った。

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