ウチの嫁の実家の屋根に猿が出た。
静岡である。街中ってほどでもないが、周りに山もなく畑も田んぼもない。家のすぐ裏が安倍川餅で有名な安倍川の河川敷ではあるが、河原に住む猿というのは聞いた事がない。
このうちの屋根上ではよく野良猫などが走り回ったりするため、家の人間も慣れたもので少々ドタバタ音がしても気にも留めないのだが、今回はさすがに音の大きさが違ったらしい。飼い犬の”リヴ”がキャンキャン大騒ぎしたらしいが、家の人たちはそれでも放っておいたというからここでも静岡人のおっとりした気性が出ている。
しばらくすると、小道を挟んで向いのうちの奥さんが、いきなり訪ねてきて「オ、オタクの屋根にサ、サルが・・・・」
義理の母がはっ？と思いふと屋根を見るとそこには本当に丸々太った大きなニホンザルが座っていた。
その後町内は大騒ぎ！！・・・にはならず、猿出現の情報は町中に知れ渡ったものの、みんなおっとりとしたものだったらしい。
最近の猿は女性や子供ばかりを狙ってひっかいたり噛み付いたりする恐れがあるというので、一応町内放送で「サルが出て危ないので外出は控えてください」と広報があったらしいのだが、その後サルを見たものもなく、外出禁止令を解除する放送もないという。
サルはどこから来てどこへ行ったのか。
そして静岡市田町の町民はいつになったら外に出られるのか・・・・・

先週の土曜は雨で路上に出れなかった。
こういう地道な活動はコンスタントに毎週やることこそ成功の秘訣だとおもうのだが、なんだかんだ雨が降ってみたり雪が降ってみたり、ライブがはいっちゃったりとかしてなかなか思うようにコンスタントに路上に出れない。
そうすると成果がなかなか出ないのでイライラするのである。
昨日は土曜ではないが、間を開けるのが嫌なので横浜駅で一人で歌ってきた。
新曲”ドラム缶の船”ができあがり、それを早く歌ってみたいというのもあって意気込んで出陣したのだが、いつもやってる西口の高島屋の前は祭日だというのにほかにやってる弾語りは一人もいなかった。
どーもワールドカップ以来警察の警備がうるさくなって路上でやる奴もめっきり減っちまったみたいだ。
それでも気を取り直し歌っているとチョコチョコ立ち止まってくれる人がいる。
ふと通りがかりにひろげたギターケースにお金を投げ入れてくれるオッサンとか、けっこう若い女の子なんかも止まってくれるのだが、口下手な俺はやはりその後のフォローがからっきし苦手で、ほとんどが歌い終わるとそそくさと帰ってしまう。そこで来年からはビラとか名刺みたいなんもんを作って立ち止まった人みんなに配ろうと思う。せめて名前くらいは覚えてもらわんとな。
きのうは2人の青年がずっと観ていってくれた。
いろいろな話もして最後にはCDを買ってくれ、しかも俺があまりにみすぼらしく見えたらしく、誰かに渡すはずだったタバコ（マルボロ・ゴールド）をなんと1カートンも恵んでくださった。
どーもありがとー！！
これで当分タバコはマルボロだね。
これを機にマルボロをもらった唄でも作ろうかと思ってるんだがなかなか手ごわいテーマではある。
もらったタバコふかしながらちょっと考えてみよう。

治験という言葉を聞いた事のある人はあまりいないかもしれない。
まあ、ひらたく言ったら製薬会社や大学病院などが行う新薬とか新治療の臨床試験のことである。
新しい薬などを発売する為には何度も何度も臨床試験を重ねて、効能だとか副作用だとかについて確実なデータを残さねばならない。
製薬会社の新薬などその競争は熾烈を極めるため、毎日のようにいろんな薬に対する臨床試験が繰り返されているらしい。
その、臨床試験の験者というのは有償のボランティアにゆだねられている。
第?相と言われる健康な人間にごく少量の薬物を投与して血液検査等で代謝などを調べるものから、第?相、第?相のように実際に疾患者を対象に効果を調べるもの、さらに予後をずっと長期にわたって調べるものまで、かなりの人数の験者が有償のボランティアとして試験を行っている。
巷ではこの”有償”というのが実はかなりな高額であるという噂がまことしやかに囁かれている。
まあ、俗に言う裏アルバイトっていうやつである。
どうすればこの験者になれるのかというと、実は大半が紹介制らしく個人的に望む場合は直接製薬会社に頼んで講習のようなものを受けるしかないのだが、インターネット上にはその紹介を仲介するサイトがあった。
あまりの仕事の無さに疲れた俺は試しにこの治験とやらに参加してみようと思う。
副作用などは全くないと言い切っているのだから、大丈夫であろう。
もし副作用でも出たら大手の製薬会社にばっちり保証してもらえるからそれもよし（？）
まあとにかくモノは試しに一度やってみます。
親からもらったこの体、散々ひでー使い方してきたんだから少しは世の医学の発展のためにでもなれば・・・・というより高額な謝礼に期待して（笑）

今日はまた仕事にあぶれてしまったので、職業安定所に年末の短期アルバイトを探しにいってきた。
いつものごとくすごい人ゴミであり、よっぽど職にあぶれた人が多いんだなあと他人事のように思って見ていたのだが、席に座り検索機で自分の目当てのアルバイトを探しだすと驚いた。お目当ての仕事の求人がやたら少ない！
というか、まったくない。
やれやれ仕方ないと思い暇つぶしに、もし転職した際の事を考えて普通の社員募集なんかも覗いてみたが、これまた非常に少ない。
あっても、会社までの距離が非常に遠い所だとか、賃金が非常な割安だとかで、俺に就けそうな仕事はほとんどないといっても過言ではない状況である。
増してバンドやりながら仕事する為には金だけでなく休日の融通がきいたりしなけりゃならんのだ。
この状況では絶対に無理だ。
マジでこの不景気はまずいぞ！
誰かえらい人！頼むから早いとこ景気上昇策を練ってくれ！
この不景気で一番はじめにあおりを食らうのは紛れもなく俺達貧乏人なんだぞ！悠長にしてる暇は無いぞ！！
しかたないから、帰って横浜の路上で一人で歌ってこようかと思い外に出ると、ポツ、ポツ・・・雨。
あ〜あ。カンパで少しくらいは手に入ると思ったのに。
この冬もまた、寒い冬になりそうだぜ。

いやはや皆様長いご無沙汰になってしまいましたが、やっとおいらもPCに復活できそうです。
実は先日噂のNTTフレッツという奴に加入しまして、晴れて今日から我がパソコンもADSL回線になりました。
うちのPCの本体にはLANポートというやつがついてなかったり、もともと加入していたKDDIの交換機が邪魔になって接続できなかったりして、工事屋さんに頼まず全部自分でやったので接続関係ではかなり苦戦しましたが、今やっとちゃんとつながりました。
接続してホームページを見てみるとやっぱり大きい写真のダウンロードなんかが早い早い。やっぱりいいね。
このフレッツというやつはインターネットにつなげっぱなしでも基本料以外には通話料がかからんということなので、どれだけ使っても同じ金額ならば頻繁にPCさわらにゃ損だっつーことですな。
よーし、またコンピュータオタクになってやるぞ！
まずはがきおやじのホームページをもう一回ちゃんと更新しなおして、日記もなるべく続けて書きこむようにしよう。
ライヴのスケジュールも結構入ってきてるから、また宣伝もバンバンしなけりゃな。
ここまでサボってるとさすがにこのページをチェックしてくれる人も全然居なくなっちまっただろうから、また一からやり直しじゃ。
身に付いてしまったサボリ癖はなんとか早急になおさにゃイカンなぁ。
ともかく、これから復活します。よろしく！！
まず、手はじめに

★12月29日（日）千葉ルートフォーティーン

★12月30日（月）横須賀イマジン

★1月15（水）横浜B.Bストリート

が決まっております。その他、毎週土曜夜20：30頃からJR横浜駅西口で路上ライヴもやってます。雨天やライヴのある日は突如中止ということもありますので、上のライヴ共々お問い合わせは下記まで。

gakioyaji-soh＠docomo.ne.jp

さて新曲も充実してきて、来年にはソロの音源も録音が決まっております。
こーろぎ君も一緒に出演できるライヴも来年には企画しているので、ぜひまたよろしくお願いします。

土曜日に横浜西口の路上に行ってきた。3度目ともなるとさすがに少しは慣れてきて、いつも見に来てくれる地元のギター弾きのおにいさんなんかも一緒に演奏に加わったりしてなかなか楽しくなってきた。
お客さんが立ち止まる率もだんだん増えてきて、このまま続けていけば少しはいいこともありそうな雰囲気がある。
冬が深まるにつれてギターを弾く手がかじかみ、どんどんと吹く風が冷たくなってはいくけども、そこを乗り切らねば春はやってこないのだと思ってひたすら唄いまくろう。
夜8:30頃からやりはじめて終わったのは真夜中1:00過ぎというロングランであったが、5時間も唄い続けた割に声が枯れていない。手を抜いて唄ったわけじゃなく、雑音が多いのでむしろいつもより声を張り上げていたのだが最後までかなり調子が良かった。やはりアルコールが入っていないからだろうか。それとも最近長く唄い続けるのに慣れたのか。どっちにしてもこれは俺にとってはすごくうれしい事だ。
今までは45分程のライウ゛ステージがおわるたびにひどいガラガラ声になっていて、これでは1時間半とか2時間半のコンサートなど絶対こなせないからそんな話があったらどうしようかと思っていたのだが、このぶんでは楽にいける。是非ともそういうワンマンライウ゛が出来るようこれからもっとがんばらねばな。
今はとにかく路上を早く極めて街行く人がみんな足を止めるようなかっこいい演奏をいつでもどこでもできるようにガンガン修行を積もう。
そしていつの日か俺たちの唄がたくさんの人々の心を動かすことを固く信じ続けよう。

イカルスもキャットもハンターも解散かぁ。ほんといろいろあるぜ。まぁ、がきおやじは解散を免れただけ幸せだったのかもしれないなぁ。今年いっぱいは俺の義理の妹の結婚式でちょっとやる以外はがきおやじが3人集まる機会はないのだが、勇吾とふたりでの活動だけは活発にこなそうと思ってる。このあいだの文化祭のステージでは一曲目からいきなり勇吾のギターの弦が3本一気に切れたりして、先が思いやられるが、それでも路上を続けていくうちにだんだんといいかんじになっては来ている。奴もなかなかドラムが叩けなくてかわいそうだけどフロントに立つことで今まで見えなかったものがいろいろ見えるようになるだろうし、俺もコーロギトークに頼らず勝負するやりかたを少しは覚えることができるのではないか。良い機会だと思おう。
それにしてもこういう状態はホント大変なんだけど、活動するのにはケツが軽くていいこともある。
例えばコーロギ君も勇吾も仕事や何かで動けないなんて時でも、俺が一人でフォークギター持っていけばステージが出来るんだからな。
早いとこ俺一人でもステージが出来るようにならねばなるまい。あと、全然やったことない奴とユニットでやってみるなんてことももちろんアリだしな。
それもなんだか楽しそうだっつーことで、早速この前ウチのBBSに解散の報告を入れてくれたザ・ハンターのG，Voやってた藤森に、「一度浜松で試しにユニットやってみないか」と誘ってみたらOKしてくれた。
遠いから練習なんかは出来なくて大変だが、まあそうそうこんな機会もないだろうから、お互い自宅練習して
ちょいとカマシてやろうかと思っている。両方とも歌うたいだし、熱いのが好きだからちょっとおもしれーことになりそうだぜ。
何を歌うのかが問題だが、それも早急に相談して来年の前半頃にはみんなをアッと言わせるような弾語りのステージをするつもりだぞ！楽しみにしててくれ！！

もう秋もそろそろ終わろうとしている。
最近は仕事不況のあおりで非常につつましい生活のため、なかなかパソコンを触れらないのでありまして、休みになるとこうして図書館で出来るのですが、もう皆さんに忘れ去られてしまっているかも知れません。
しかし、復活に向けての準備は着々と整ってきております。
新曲もいい感じだし、横浜駅西口の路上でコンスタントに毎週弾語りをする事も決まりました。
また詳しい予定を決めて告知いたします。
まず、11月4日に東洋大学の文化祭で勇吾と二人の初ステージ、そのあと12月29日に千葉ルートフォーティーンでのライヴが決まっています。
新しいCDも弾語りのユニットとして新しく作れるかもしれないので、そうなれば活動もまた軌道に乗れそうな気がしております。
コーロギ氏のほうももう前のマンションを引き払い社宅に引っ越しました。
まだ今はバタバタですが、来年にはがきおやじとして再始動します。
少しの間疎遠になりますが、手はぬかず地道に作曲活動や路上ライヴをくりかえし、なんとかまた立ち直りますのでその時には皆さんまたよろしくね。
もう時間がきたのでまた今度。
もっともっと、イイ曲つくるぞ！

ウチのアパートの大家さんは大正生まれのチャキチャキの江戸っ子である。
ウチが102号室で大家さんの住んでいるのは101号室。
すぐ隣の部屋にネコのちいチャンと一緒に暮らしている。家族には息子もいるようだが、広島だかそこいらの遠いところにいるらしい。あとは、娘さんがの町田市にいる。この人が実質上の大家さんだということでしっかりした人らしいが、引越しの時に会ったきりあとは見ていない。普段の管理は管理会社と前出のおばちゃんに委ねられている。
おばちゃんの仕事といっても、周りの掃除だとか苦情などがある場合にその話を娘さんに持っていくぐらいである。
おばちゃんは昔は旦那が経営していた旅館の女将だったらしく、世話焼きが好きな人で、年金暮らしのためあまりお金は自由にならないようなのだが、何かにつけてウチに食い物を差し入れしてくれる。
こっちが恐縮するぐらいほぼ毎日のように食べ物を頂いているため、食費は非常に少なくてすむのでありがたいことこの上ない。
田舎に帰ったときかなんかに、ちょっと高級なおみやげの一つも買ってやらねばならない。
いちどローストチキンを貰った時に俺がウマイウマイと言って目の前でかぶりついたら、次の日から立て続けに4〜5回鶏肉を頂いた。
俺が大好物だとでも思ったのであろう。
今でも食いきれなかった分は冷蔵庫に残っている。
大切に食おう。
今日もまた、蟹の身を2パックとブドウをもらった。
ウチのせいでおばちゃんの年金生活が大変にならないか心配だが、「好きでやってんだからいいのよぅ」と得意の江戸弁で言われるので、いつもいっぱい貰ってしまう。
せめて、良い住民で、家賃だけは滞納しないようにしたいと思う。

勇吾と二人での活動を改めて再開した。
多摩川のホトリでフォークギター1本づつ抱えて生声で練習しまくってきた。
今まで3人で練習やるときにはドラムセットの都合上どうしてもスタジオ設備が必要で、それなりにお金のかかかる練習であったが、二人でしかもアコースティックならば暇さえありゃ場所を選ばずただでいくらでもリハーサルが出来るというのはありがたい。
ここんとこウチに籠りっぱなしで作曲していたのでさすがに新しい曲も出来て、そいつがまたなかなかの名曲なんではないかと自負している。
例によってつくった時は家の中だしまだ大声で唄っていないので、ちゃんと唄えるかどうか心配ではあったが、やってみると結構今までに無かったようないい感じである。
いつまでも争いの絶えない絶望的なこの世界を憂う唄で、”人は皆地球の奴隷であり、死んで土に還る時にやっと初めて地球にやさしく抱かれるものだ”というような内容のサビなのであるが、ちょっとこの歌詞には思い入れがあり、ずっとこういう視点で曲を創りたいと思って構想を練ってきていたので、やっと完成して感無量である。
タイトルは仮に”憂いの涙”という。
この唄ももちろんバンドでもやっていきたいと思っているが、二人でフォークの弾語りっていう形でやるとまた一味違った重みが出るようなつくりになっているので、機会があったら是非聴いてもらいたいと思う。
練習が終わってからその夜、早速町田の駅前で路上ゲリラライヴを行ったのだが、その時立ち止まってくれた50代の男性からは非常に誉められた。
よしよし。
さてと、二人でどこまで出来るか勝負だ。

今日は仕事が休みなので、近くにある図書館に遊びに来ている。
市で経営してる図書館の分室というやつなので、建物も小さく、パソコンは一台しかなく。筒井康隆の”天狗の落とし文”という大変おもしろい本を読みながら順番を40分くらい待っていまやっと席を確保した。
しかし、無料で本やらパソコンやらCDやらビデオやら借りれるなんて、今までなんでこういうところに気づかなかったんであろう。
インターネットカフェやら漫画喫茶やらに行くのが馬鹿馬鹿しく思える。
こういう固い場所には固い本ばかりしか取り置いていないのかと思いきや、入り口にある検索機を使って自動検索したところ意外に俺の好きそうな本もたくさんあることが判明したので、これから暇なときにはチョコチョコ来ようかと思っている。
しかし、インターネットの利用がお一人様30分というのは少々短すぎるような気もする。
俺は日記の書き込みなどをする時には、意外と読み返したりしながら、わかりやすく書けているかどうか確かめたり、自分の言いたいことをすべて書けているかとか、ちょっと気の利いた表現をしてみようとか色々考える性質なので、結構時間がかかるのである。
せめて1時間くらい貰えればもっと充実して使えるのにと残念ではあるが、家でやったら金のかかる作業がいかんせん無料なので、それ以上のことは言うまい。
そうこういってるうちにもう約束の30分が経とうとしている。
さて、借りる本でも探すとしようか。

また随分と日記をさぼってしまった。
心を入れ替えて今日からまた精進しようと思う。
コーロギ君復帰の話からバンドのほうはとりあえず動きがないので、今は少し曲をつくろうと思っている。
毎日仕事の合間を見つけては何か題材はないものかと捜し歩いているので、けっこういろんな案が浮かんできている。
まだちゃんと出来上がった曲はないのだが、そのうち何曲かできることであろう。
いろんなことがあったから心の中もかなり敏感になっていて、こういう時こそたくさんイイ曲がかけそうな気がする。
勇吾と二人でステージに立つことを考えれば、どうしてもフォークギターの弾き語りという形にならざるを得ない。
もともと俺はギターをエレキで覚えてしまったので、正式なフォークギターの弾き方というのが良くはわからないのだが、17〜8年もやっているエレキギターでさえ未だに正式には弾けていないので、フォークも同じようになんとか自己流でいけるはずだと思う。
前に何度か弾語りでステージに立った事はあるのだが、フツーのフォークギターの音をステージマイクで拾うとどうしてもしょぼくなりがちで、特に俺のように唄いながらその気になって体をガンガン揺すったりなんかすると、マイクの位置がギターのサウンドホールからずれてしまって音が大きくなったり小さくなったりしてとても聴きづらい。やっぱりエレアコが必要だ。
でも、エレアコなんて買う金もねーしなぁ・・・。
・・・なんて思ってたら仕事で知り合った人が、「俺のアニキが使ってたエレアコもう使わないからただでやるよ。」だって。
大ラッキー！！
取りにいくと、スタッフォードというメーカーのかわいいエレアコ。
しかもかなり程度良！！
アニキはきっと大事に使ってたんだろうね。
ボディー鳴りも抜群なのでこいつは大事に使わせてもらいますよ！！
アトは勇吾の鳴り物だな。それかエレアコもう一本。
誰かただでくれるやついねーかな。
なーんて、さすがにそれはちょっと高望みだよな・・・。

遅くなりましたが、みなさん！お騒がせ致しましたがきおやじのコーロギ脱退の話がなんと中止になりました！！今度もマジです。
本気で心配してくれた人たちどうもありがとうございました。
そしてお騒がせしたことを深くお詫び申し上げます。
これからも3人手を取り合ってがきおやじを続けてゆく事になりましたのでよろしくお願いします。
あれから本気で後任のベースマンを探そうと思っていたのですが、この間の横浜のライヴのときに打ち上げを兼ねて最後の最後にもう一度みんなで話し合った結果、どう考えてもやっぱりがきおやじにはコーロギ君がいないとダメだっつー話になりまして。
とりあえず、ここから一年間はなんとかこのままやってみようということになりました。その先はまだわからないのですが、今回もなんとかなったんだから、きっと何とかなるだろう！！
そのかわりコーロギ君の家庭環境自体は変わるわけではないので、あいかわらず2人の娘を父親一人で育てながらの活動になるわけで、活動内容的には今までのようにハードなことはまず出来ません。
一ヶ月にまあ一本のライヴがいいとこでしょう。
しかし、そのあいだに新しいイイ曲をバンバン書きためながら、比較的時間のある俺と勇吾は二人だけでもステージに立って、弾き語りなどをしながらがきおやじの宣伝に努めようと思っています。
先を急いでどこの馬の骨ともわからんヤツを入れないでよかった。
そう。がきおやじは大器晩成型なんでありました。細くとも長くいい音楽を続けていくためには、やはり今のメンバーが最高なんです。
バタバタしましてホント申し訳ございませんが、それも本気の証拠なんです。憎めないヤツラと笑って許してね。
ほんとに失礼いたしました！！！！
これからもよろしくね！

がきおやじを結成してから11年。
最近になってやっと自分たちが納得できる音ってのをなんとなくつかみかけてきた。
あれから何本のライヴをこなしただろうか。
ほんとにお客さんが全くいないような真夜中の淋しいステージから、息苦しいほど満員の熱いステージ、失敗や成功を何度も何度もくりかえしてやっとつかみかけてきた3人の音。
俺にはかけがえのない居場所をやっと見つけたと思った。
コーロギ君ががきおやじを辞めるということは、俺にとっても勇吾にとってもまるで家族が一人死んでしまったようなものだ。
コーロギ君自身からはじめてその話を聞いたときに、実を言うと俺は胸が苦しくなるほど動揺したのだが、イイカッコしいの俺はその動揺を隠し平静を装った。
ホントは泣きだしたいくらいだった。

　まだ勇吾ががきおやじに入る前、いわゆる音楽性の違いってやつから、一度コーロギ君ががきおやじを離れたことがある。
その時は前のドラムスの高木君と二人で新しいベーシストを探し、ギターをもう一本入れてみたりとかいろいろやった。俺が唄ってればそれはがきおやじなんだと開き直っていた。
しかし、その時からもうすでにコーロギ君はがきおやじにとって無くてはならない存在であったし、離れてみてはじめてヤツの絶大なる偉大さに気付いて愕然となった。
コーロギ君のいないがきおやじはやっぱりうまくはいかなかった。
新しく入ったベーシストはそれなりにテクニックもあったし、他のバンドでかなりのステージ経験を積んできたつわものだったが、
コーロギ君のあのキャラクターの代わりを務めるにはあまりにも普通の人過ぎたのだ。
ステージを降りてお客さんからいくら良かったと言われてもそんなのはお世辞か嘘にしかきこえなかった。
忘れられず結局違うバンドでプレイしていたコーロギ君を無理やりまたがきおやじに引っ張り込んだのは俺だった。

今度は、音楽性の違いで離れるわけではない。コーロギ君自身も出来る事ならまだ一緒にやっていきたいという気持ちでいるはずだ。
だからこそ余計につらい。でも、それしか方法がないのだ。
人の家庭のことを言いふらすようで少し気がひけるが、コーロギファンのために告白すると、実はヤツはこれから一人で2人の幼い子供を育てていく決心をしたのだ。
それでもなんとか続けられるはずだと思う人もいるかもしれないが、現実はそんなに甘くはない。
いろいろ、ホントみんなでいろいろ考えた結果こういう結論を出したのだ。
ヤツはがきおやじを辞めたからといって、音楽の道を捨てたわけでは決してない。子供を育てながらもゆっくりと地道に弾き語りしたりしながら唄い続けようとしている。
他でもないコーロギ君のことだ、いつの日にかすげーアーティストになってまたみんなの前に姿を現すだろう。
男が本気で決めた道だ。俺は心から応援したいと思う。

こうなると、俺と勇吾にとってもいろいろと先を考えなければならぬことになる。
解散してお互い違うバンドでということも考えたが、幸いなことに勇吾はまだ俺と組んでやっていこうと言ってくれている。
コーロギ君以外でがきおやじが務まるようなベースマンがそう簡単に見つかるとは思わないが、せっかく10年以上も続いたバンドだ。
俺は決めた。
がきおやじを続けよう。
もしかしたら、子供が手を離れた頃コーロギ君がまた戻ってくるかもしれない。
それか、ずっと夢に見てきたような大きな舞台でお互いトップアーティストとして共演することが出来るかも知れない。
俺はヤツに負けぬよう、必死で、死に物狂いで大物になってやる。

今入っているスケジュールはなんとかこのまま3人でこなす。
そして、全部のスケジュールが終了した後コーロギ君の脱退記念ライヴを横浜でやりたいと思う。期日は追って告知したいと思っている。
愛すべきサイテーなサラリーマンであり、また最高の唄うたいで気合のベースマンで抱腹絶倒のエンターテイナーでもあり、さらに2人の子供にとっては死ぬまでカッコイイ父でもあり続けるコーロギ君のがきおやじでの最後のステージに是非みんな来て頂きたい。
遠い人も今回だけは頼む。カッコつけさせてくれ。
そして、最後の最後に盛大な拍手をヤツの胸に叩き込んでくれ。

最近は仕事が終わると、ガンガン携帯電話が鳴る事もなく非常に静かな生活を送っている。
だいたい夕方の5時くらいに現場を終わって、家に着くのは7時前くらい、あとは寝るまでぜんぶ自分だけの時間。
今までの生活からは考えられないほどゆったりとした時が流れている。
あいかわらずお金に裕福なわけでは全然ないので、早く帰ったからといってあそびに出かけたり、長々と電話代のかかるパソコンをいじくったりすることは差し控えるしかないのだが、本を読んだり音楽聴いたりTV見たりとか、いわゆる悠々自適なアフター5ってヤツを満喫できる状態ではある。
それが非常に嬉しい。
なんしろ気が楽であるということが一番なんである。
やっぱり俺は自分で事業を興すよりも、人に使ってもらって仕事をするほうが向いているのかも知れない。
自分がアタマになって会社を興すというのは、そうとう気合がいるものだ。
「なんとか飯が喰えればいいや」なんていう気持ちで出来るものではない。
ましてや俺のように音楽と仕事の二足のワラジを履こうとしているヤツにそんなことが出来るわけがないのだ。
さて、今夜はそろそろ金曜ロードショーがはじまる。
リーサル・ウエポン3だって。楽しみましょ。

きのうの濱マイクになんとSIONが出てたよ。
しかしあの番組は、俺のツボをついたところを出してくるぜ。
異様にワイルドな人殺し役でハマリまくっていたが、なんだかすごく懐かしかった。
SIONというアーティストを知らん人も多いと思うが、一度聴いてみなさい。マジでハマるよ。
今からちょうど10年くらい前、俺はかなりSIONをよく聴いていた。
ヤツのつくる唄はなんしろ歌詞がやたらカッコ良い。
楽曲は基本的にはフォークだが、ノンジャンルでいろんなタイプの唄をうたっている。
俺の目指している道である。
ヤツの声は俺が3連チャンでライヴした後のようなしゃがれ声で、くせがすごく強いから好き嫌いははっきり別れると思うが、とにかくいつも胸にズキンとささるようなカッコイイ唄をうたうのだ。
ああいう歌い手になりたいと本気で憧れたこともあった。
10年前、当時俺はヤツの「ホタル」というアルバムにハマりまくっていて、1年くらいの間もうほんとカセットテープが擦り切れるくらい毎日のように聴いた。
18歳で東京に出てきてからもう2年が過ぎ、いつの間にか20歳になったのに何も変わらない毎日。
ひねくれてしまいそうなそんな俺を奮い立たすには、あのオトコっぽい唄が必要だったのだ。
SIONの唄は芋焼酎との相性が抜群で、毎晩酔っ払って口から芋の匂いプンプンさせながら寝る前に聴いていた。
「最高の唄」のライナーノーツでがきおやじの唄が芋焼酎とあうなんて書かれたが、そこにはヤツの影響も多分にあるような気がする。
マジでとにかくイイからみんな聴いてみなさい。
TVの中のヤツは金髪で、あいかわらずのしゃがれ声で、あの頃からちっとも老けてない。
俺もそんなオッサンになろう。

こっちは、TVのチャンネルがいっぱいある。
非常に嬉しい。
なんだかずーっと通信販売byアメリカのやたら大袈裟なCMが流れてるCHとか、地元相模原の地域情報番組CHだとか。
なんか隣りに住んでるウチの大家さんがケーブルTVだかBSだかのアンテナをアパートの屋根にくっ付けたらしい。
よっしゃ！
これでただでアニメやら音楽やら映画やらいっぱい見れる！！
と思ったのだが、そうは甘くはなかった。
いくらアンテナを同期させても画像がきれいにならない。
音だけはチャンと聴こえているのに。
？？
しばらくやってたんだが、もう無理だとあきらめた。
どうも、その有料放送にスクランブル（妨害電波）がかけられていたらしい。
この状態で、月々ウン千円とかを払ってやっとスクランブルを解除してくれるようだ。
期待して損してしまったぜ。
それでも茨城に比べれば3CHも多い。
これで文句はぜいたくだろうな。

あれからもう一年が経ったのか。
それなのにいまだ戦争は終わってはいない。
終わってないのだ。
あれから何人の人々が嘆き悲しみ、何人の人々が死んでいったのだろう。
何の罪もない人々が、いったいどれだけ苦しんだだろうか。
いつの間にかもうすっかり忘れて日常に戻ってしまった日本人やその他の国の人々。
あれだけ毎日戦況報告をしていたのに、今ではもう情報もあまり流さないマスコミ。
もともとそんなことには全く興味のない人たち。
そしてこの事件にあれだけの衝撃を受けたにもかかわらず、いつものように卑しく酒を飲みながらTVを観ていた俺。
・・・本当はあのあと第三次世界大戦がはじまるはずではなかったか。
あの時神はこの世界を全部つぶそうと思ったはずではなかったのか。
それとも、そんなに簡単にはつぶさないでこれからもっと長い時間をかけてジワジワとなぶり殺しにしようというのか。
アルカイダ軍も米軍も、自分の国や自分の所属する組織の中にはきっと平和を求めていただろう。
好きでビルに飛行機つっこませたり、楽しくて罪もない人々に空爆したりしたわけではないはずだ。
それぞれに主義主張があって、それなりにきっとこれが平和への近道だと信じて選択をしたのだろう。
軍隊とは基本的に平和を守るという大義の上になりたっているはずだ。
しかし彼らの選んだ道は、どちらも彼らが求める平和とは反対の方向を向いていた。
同時多発テロとその後のアメリカ軍の報復爆撃は、どちらも直接的被害者を大量に産みだし、その人達の家族や知人などにもすべからく深い心の傷を負わせた。
しかし被害はそれだけではないのだ。このニュースを知った世界中の平和を愛するすべての人間達の心にまでも大きな痛みを残してしまったのだ。
まだ戦争は終わっていない。
このことをもう一度肝に命じておこう。
死んでいった人々に謹んで哀悼の意を表する。

千葉のライヴは、非常にお客さんがまばらで淋しいものではあったが、そんな状態でも俺たちゃいつもの如く熱く燃えてきましたよ。
こういう寒いとこで熱くやれるっちゅーのがウチのバンドの良いところでもある。
いかに人から白い眼で見られようが、本気でやってるんであればそれが当然ですよ。
んで、帰りには台風の影響か突然の大雨に見舞われて、車道が水浸しになってしまい、ところどころ床上浸水したのではないかという家があってすごかった。
まるで海の中を走っているようだった。
ワゴン車のタイヤがまるまる隠れそうなほどの深みをゆっくり走ってたら途中でブレーキパッドに水がまわって、ブレーキが全然効かなくなっちまってあやうく死ぬトコだったが、ロックの神様はまた才能ある俺達をお守りくださったのである。
どうもありがとう！死ぬまで唄います！！
そういえばこのあいだ面接に行ってきて、座間にあるペンキ屋さんに一応アルバイトみたいな感じで雇ってもらえることになった。だからライヴ明けの月曜から仕事だと思って気合いれていたのだが、なんと起きてみれば初日から大雨である。
拍子抜けしてしまったが、お天気商売ではいたしかたあるまい。暇なうちにと残っていた銀行の手続きしに今日は東京まで行ってきた。
一応これで一通り手続き関係もみんな終わり、明日の朝一雨が降らねば初仕事と言う状況なのだが、今外は雨である。
ロックの神様は俺に働くなと申しておられるのでしょうか。
いいやいかんいかん。バリバリはたらいて銭作って、スーパースターを目指し続けねばならんのだった。
ともあれ、明日から頑張ってみましょうか。

引越しが終わり今度は仕事を探す為にハローワークに行って来たのだが、めっちゃ遠かった。
なんしろ神奈川県相模原市というのは非常に広い市で、その中でも俺の住んでる相武台というところは一番はずれの方で、相模原の市街に出るよりも隣りの座間市街に出るほうがよっぽど近いのだ。
しかし、住所的には一応相模原市民ということなので、きっと相模原市の職安が管轄なのであろうと思い、仕方なくこの炎天下に電車乗り継いでヒイヒイいいながらJR相模原駅のあたりにある相模原市職業安定所まで行ったのだ。
もうこういうところにもずいぶん長い間来ていなかったので、中に入るとその様変わりに驚いた。
たしか4〜5年前に茨城の職安に行った時には、部屋の中にいっぱい求人ファイルの置いてある棚があって、職探しに来た人々はそのファイルをめくっては仕事を探していたのだが、今日行ったトコはすべての求人がコンピューター制御されていて、職探しに来た人々は受付で整理番号をもらって一人一台ずつデスクトップのパソコンを貸し与えられ、画面にタッチしながら職を探すというハイテクなシステムであった。
若者は慣れてるからなんとかなるだろうが、機械恐怖症の年配者にはきっとかなり抵抗があるのではないか。
まあ俺もまだ若いので全然苦ではなかったが、なんだかインターネットカフェにでも来てるような気分だったぜ。
んでもって一応ちょっと条件のいいペンキ塗りの仕事を何件か探し出せたので、その中の一番家から近い会社で早速あさっての朝面接を受けることを決めてきた。
もしここがダメだと、また職安まで行って一からやりなおしである。
なんとかうまくいけばいいのだが。